去年の8月に、6ヶ月ぶりにオーストラリアに帰りました。その時初めてドロレス・キャノン、ヒプノ仲間のMさんの所で自分自身のヒプノセッションをしてもらいました。Mさんの声はいつも普通にしゃべっていても、ころころと鈴を転がすような心地よい声なので、おしゃべりしているだけで催眠にかかりそうって感じです。
まずはインタビューから、と言っても何だかもう昔から知っているような感じで、でも一応2時間ほどチャトしてベッドへ。おー、知らない方々へ、このヒプノセッションではベッドに横たわってもらいます、リクライニングではありません。最高の居心地の良さの中でリラックスしてもらうためです。
セッションが始まりました、が、これって自分がいつもしていることなんです、で、もちろん英語でのコースなので日本語でセッションする時には、自分で日本語に翻訳したスクリプトを使うわけです。目を瞑って聞きながら、あー良い言い回しだなあとか思いながら聞いてるわけです。ちゃんと集中してなかったんですね、イメージがはっきり見えない。
最初に見えたのは、地のとても乾いた深い谷ような所、その谷間の先にまばゆい光が差している。そこに向かうとそこは光だけの世界。何も判らないし、何もしていない、何も感じない、一体なんだろう、、、だけ。暫くそこにいたけど、何も起こらないので次へ。
最初の感じは、重い。何だ私、、、すると突然目の前がばーっと開けて、私はさんさんと輝く太陽を見ていた。しかも、きれいな小川の底で。私は、石だった。胸の奥くから言い表せないほどの幸福感が溢れだしてきた。なんて幸せなんだ。幸せもんだ。なんて生活だ!小川のせせらぎの中で、毎日お天当様を見上げて笑ってる。そう、笑っている!笑ってる。毎日笑ってる。今度は、涙がでてきた。私は、すごく幸せだった。なんで人間になったんだ?なんでだ!私には、あんなに幸せな暮らしがあったのに!
次に行ったところは、何だか灰色っぽい平地のような所。スチールかなんかのメタルっぽい三つの塔がみえた。どこだこれ?でもこれは、あまり定かではない。結局、残念ながら、サブコンシャスとは、繋がることができなかった。ふ~ん、、、正直のところ、すこしがっかりした。
日本に来て、数日後にドロレスの本を読んでいたとき、planet of three spires というのがでてきた!これは、日本語にも翻訳されている本、Keepers of The Garden(星の守り手たち)のフィルが住んでいた所だ。即注文した。なんのかかわりがあるのかは全然判らないけど、手に入れずにはいられなかった。不思議なもんです。人間って自分が誰なのか知りたくて仕方ないんですね。でも、あの石の生は、強烈だった。あれ程までの至福というものは、産まれてこの方感じたことがない。
また受けてみたいなあ~、QHHTヒプノセッション!